稗粒腫ってどんなイボ?原因と改善方法について
イボの種類のひとつで稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)と呼ばれるものがあります。
小さなイボでも一度気になると、取れるまでストレスにもなってしまいますよね。
では早速ですが、稗粒腫の原因と改善策について見ていきたいと思います。
稗粒腫の特徴について
稗粒腫という言葉はあまり馴染みがありませんが、実はよくできるイボの一つです。
主な症状としては以下の通り。
- 目の周り、頬にできる小さなぶつぶつ
- 白いイボ
- 毛包内にケラチンや柔らかいケアがつまり拡張する
などの特徴があります。
大きさは約1o〜2o程度で小さなイボなのですが、顔にできやすいためとても目立ってしまうのが難点です。
稗粒腫はいきなり発生する原発性と、皮膚がはがれしまう疾患や手術後にできる続発性の2タイプに分けることができます。
原発性の稗粒腫は、子供や女性の顔にでることが多く、続発性の場合でもどちらも見た目は同じ白い小さなイボのように見えます。
半球状に隆起してできるので、手で触るとざらっとした感触が残る白色系のイボです。
稗粒腫ができる原因とは
稗粒腫ができる原因は毛包と呼ばれる毛穴の奥にある袋に、未発達の皮脂腺に角質が溜まることです。
比較的若い女性に発生しやすいイボですが、年齢だけでなく体質なども影響するといわれています。
特に食生活で脂っこいものが好きな人、栄養バランスが悪く肌環境が不安定な場合に、目の下などにぼつぼつが出来てしまいます。
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私達の肌は乾燥から守るために、皮脂が自然と分泌されていますよね。
しかし肌の働きが不安定になると、皮脂の分泌が不安定になるため、テカった肌や乾燥肌のように極端な状態になってしまいます。
若年層の場合はホルモン分泌が活発のため、皮脂も多くニキビができやすい肌環境があります。
女性はさらにホルモンとの関係がありますので、稗粒腫は誰にでもできる可能性があるのです。
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稗粒腫を改善する簡単な方法
治療法
稗粒腫かどうか判断するには皮膚科で診察しないといけません。
もし稗粒腫だと診断された場合ですが、もっと簡単な改善方法は病院で治療をうけること。
細い針でイボの中身を出す、もしくは数が多い場合はレーザー治療をすることもあります。
場合によってはニキビの中を押し出す専用器具を使って、綺麗にする処置をとる場合もあります。
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予防方法について
稗粒腫は普段のスキンケアで予防が可能です。
悪化しない限り、稗粒腫は自然治癒できるものですが、再発しやすいため予防が大切なポイント。
肌の新陳代謝を活発にするマッサージや、保湿ケアが一番効果的な予防方法になります。
また毛穴に詰まった皮脂や古い角栓はそのままに放置すると、アクネ菌などが繁殖する原因になりますので、洗顔もしっかり行うことが大切ですね。
まとめ
稗粒腫は、食生活により肌のバランスが崩れることも原因しています。
ビタミン類など美肌に良い栄養補給、また漢方薬などを使い、毎日のスキンケアにプラスすると良いでしょう。