首のイボはウイルス性?注意したい首イボの種類について
首や胸に広がる小さなイボ。
ほとんどの場合は老人性イボと呼ばれ、肌の老化が原因といわれています。
しかし首のイボはウイルス性のものが稀にありますので、この場合は適切な処置をしないと感染する可能性もあります。
知っておきたい首のイボの種類について
首のイボは広範囲に広がり、年齢とともにさらに数が増えていきます。
はじめは小さなサイズのイボも徐々に大きくなりとても目立って困りますよね。
主なイボは加齢により肌の角質層が固まったもの。
脂漏性角化症と呼ばれ首や胸、ワキなどにできる良性の腫瘍です。
脂漏性角化症の症状とは?原因を解消して予防する治療方法まとめ!
このイボがさらに大きくなったものがスキンタッグと呼ばれるイボで、中高年になるとさらに増え、アクセサリーや衣類の刺激でどんどん大きくなっていきます。
注意したいのがウイルス性の首イボ。
イボの原因になるウイルスは大変種類が多いのですが、首にできるものは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)と呼ばれるもの。
足の裏にできる魚の目と同じ仲間になります。
ウイルス性のイボはそのまま治療をしないとほかの部位に感染し、他人にもうつる可能性がありますのでご注意ください。
首のイボでウイルス性のものはどうやって対処する?
首イボのなかでも治療が必要になるのがウイルス性のタイプ。
皮膚科などでは液体窒素でおこなう冷凍凝固や電気治療で行う熱焼却があります。
美容的な目的でなくこのような治療目的の場合は健康保険が適用されますので、気になる場合はまず病院で相談してみましょう。
治療をした後は肌が色素沈着を起こししばらく跡が残ってしまうこともあります。
このような場合は自然治癒を待たず、ハイドロキノンなどの美白有効成分を使いシミ部分を薄くする対処も行われています。
首のイボはそれ自体が目立ちますが、治療方法によってはとても濃いシミになる可能性もあります。
ガスレーザーなど傷跡がほとんど残らない治療方法もありますよ。
普段できる首イボの予防対策について
首のイボはウイルス性を始め色々な種類がありますが、効果的な対処をするには早期発見することが重要ですね。
老人性の首イボの場合も、はじめは小さく目立ちませんがそのまま放置すると刺激により徐々に大きくなってしまいます。
首のイボができるのは肌の働きが鈍くなっているサイン。
そこで普段からできることが首イボの予防対策です。
首イボ専用のクリームが市販されていますので、肌の代謝を活性化するためにも毎日首の角質ケアを行いましょう。
また首にできるイボで痛みを伴う時やほかのイボとは違う場合はすぐに医療機関で相談することが大切です。
どのタイプの首イボでも日頃から肌の健康を整えてバランスを整えることがメリットになります。
まとめ
首のイボはウイルス性の場合もありますので、むやみに指でいじるとさらに悪化する可能性があります。
突然広がる首のイボなどは老人性イボと異なる可能性がありますんので、自己判断せず医療機関で相談しましょう。