首イボに保湿成分セラミドが効く?乾燥を改善して老人性イボを治す
セラミドという美容成分、コスメに関心のある人であれば誰でも一度は目にしたり耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この美容成分として非常に名高いセラミド、実は首イボケアにおいても重要な役割を果たしてくれます。
セラミドって何?
セラミドはもともと肌に存在している成分で、肌の一番外側にある角質層を形成している成分となります。
また、角質層にある角質細胞同士をつなぎ合わせている、細胞間脂質という成分の50%を占める成分です。
細胞と細胞の間にあるスポンジのようなものとイメージしてもらえれば、分かりやすいでしょうか。
セラミドは、人の体の中でもっとも保水能力の高い成分でもあるため、このセラミドの総量が、肌の水分量を保つためにとても重要なのです。
セラミドの役割
細胞間脂質の約半分を占めるセラミドですが、親油性と親水性を兼ね備えているため、肌内部の水分と油分のバランスを整え、潤いのあるみずみずしい肌を保つように保湿してくれています。
この油分と水分が折り重なった状態をラメラ構造と呼ぶのですが、コスメに詳しい方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
同時に外部からの刺激や異物などから肌を守るバリア機能をもっていて、この機能が弱まると、ダメージを強く受けてしまい、さらに肌老化やトラブルのもとになってしまいかねません。
20代でも首にイボができる?!20代の首のイボは老化現象なの?
セラミドは加齢によって減少してしまう
上記のように、水分油分を肌に保持することができ、肌の潤いを保つことができるセラミドですが、年齢を重ねるとともに肌内部のセラミドは減少の一途をたどります。
若々しい肌は、セラミドが水分と油分をたっぷり含んで細胞間に詰まっている状態なのですが、加齢が進むとセラミドが減少するため細胞の間がスカスカになっていくのです。
セラミドが減少してしまうと、加齢に伴うさまざまなエイジングサインが出現してくることになります。
首イボもその一つで、肌の潤いや若々しさが失われることにより、古くなった角質の排出が滞り、やがていくつもの首イボができてしまうことになるのです。
セラミドを効率よく補いながら首イボケアをしていくことが重要
首イボをケアしていくためには、効率よくセラミドを補い、本来のみずみずしい代謝の良い肌を取り戻していくことが大切になってきます。
セラミドが配合されたスキンケア商品を選ぶことも、肌を若返らせるには効果的です。
セラミドの種類
セラミドが配合しているスキンケア商品を選ぶと言っても、実はセラミドはとても多くの種類が存在し、その特性も少しずつ違います。
まだまだ分かっていないことも多いのですが、その一部分だけご紹介しますね。
セラミド1 | バリア機能と水分保持機能 |
---|---|
セラミド2 | 高い水分保持機能、人間の肌に最も多く含まれている |
セラミド3 | 水分保持機能、シワの軽減 |
セラミド4 | バリア機能 |
このように、セラミドにはそれぞれ得意な分野があり、現在11種類が存在することが分かっています。
ちなみに人の肌に最も多く含まれているのはセラミド2で、これが配合されている化粧品などはより肌に馴染みやすいと考えられます。
化粧品の原料になるセラミド
化粧品などに含まれているセラミドには大きくわけて4つの方法で生産されています。
それぞれの原材料によって値段や効果、刺激が違うため、しっかりと自分に合ったものを選ぶようにして下さい。
ヒト型セラミド
バイオセラミドとも呼ばれ、酵母を利用した成分で、ヒトのセラミドの構造と同じように作られています。
ヒト型という名前の通り、もっともヒトの肌に馴染みやすく、高い効果が期待できるのです。
原料の部分にセラミド1やセラミド3というように、「セラミド+数字」が書いてあれば、このヒトセラミドを指しています。
セラミドと原料のところに記載できるのはこのヒトセラミドだけなので、一つの目安にして下さい。
ちなみに、クリアポロンという商品には、このセラミド3が含有されているため、しっかりと保湿効果が期待できますよ。
「クリアポロンの効果と口コミ!最安値で購入するにはどの販売店が良い?」もチェックしてくださいね。
天然セラミド
馬などの動物由来の成分です。
原料によってはアレルギー反応が出る可能性もあります。
日本で作られている天然セラミドは安全性も高く、ヒトセラミドと同じくその効果も大きな期待が出来ますが、供給量が少ないため高価になります。
植物セラミド
植物から抽出した成分です。
ヒトのセラミドとは構造が全く違うので、あまり効果が期待できないとともに、アレルギーや刺激反応が大きい可能性も。
合成セラミド
その名の通りセラミドに似せて合成した成分です。
疑似セラミドとも呼ばれ、安価ですがそれほど効果が期待できません。
ちなみに、ヒトセラミド以外は単純にセラミドと記載することが出来ず、○○セラミドや、それ以外の成分名が書かれています。
よくわからないという方は、成分名に「セラミド+数字」で表されているヒトセラミドを選べば、もっとも効果が期待できますよ。
まとめ
イボが気になったら、まずは肌の保湿を重点的に行い、肌本来の力を引き出していくようにしましょう。
肌がもともと持っている成分を補ってあげることで、肌はターンオーバーを促進させ、新しい肌細胞をどんどん作りだすことができるようになります。
首イボを含む古い肌細胞の排出もスムーズになり、首イボのようなエイジングサインに負けない若々を取り戻すためにも、セラミドをしっかりと肌の角質層に補うことができるイボケアクリームを活用していきましょう。
>>セラミドも配合!オススメの首イボ用クリームジェルはこちら