首のイボはうつるの?感染しないために覚えておきたいぽつぽつの種類と予防対策
首のイボは細かく広範囲に広がる場合があります。
若い時にはあまり気にならない首のイボは、年齢とともに増える傾向がありますよね。
この首のイボはうつるものなのか、不安になる方も多いはず。
そこで早速ですが気になる首のイボの種類と予防対策を見ていきましょう。
加齢が原因の首のイボ
首のイボはうつるタイプとうつらないものがあります。
最も多い首イボのタイプが加齢が原因でできる「老人性疣贅」というもので、スキンタッグとも呼ばれることがあります。
この首のイボは良性腫瘍なので体に害を加える悪いものでなく、うつる心配もありません。
加齢とともに私達の肌の細胞は働きが減少し、古い角質層が綺麗にはがれず表面に残ってしまう事が多くなります。
すると肌のくすみ原因や、皮脂の分泌が不安定になるなど様々な栄養を及ぼしてしまいます。
加齢が原因のイボは皮膚が薄い部位にできることが特徴で、特に首はそのなかでも多い場所の一つ。
顔や腕、背中、手の甲にもできることがあります。
肌は老化すると皮脂腺の働きも不安定になりますので、角質層と脂肪が固まってしまうイボもあり、30代以降になると徐々にイボの数も増えてしまいます。
感染の恐れがあるウイルス性のイボ
首のイボでうつる危険があるものがウイルス性のタイプ。
「尋常性疣贅」と呼ばれるイボは、皮膚の表面の傷からヒトパローマウイルスと呼ばれる菌が侵入して突起状のイボになってしまいます。
指で触るとさらにイボが大きくなり症状が悪化したり、他の人にもウイルスがうつってしまう可能性もあります。
このような危険なイボは自分で見極めることができませんので、急にできたイボや痛みを伴うなど不快な症状がある場合は医療機関で診察することをオススメします。
首のイボの予防対策方法
ウイルス性の首のイボはうつる可能性がありますが、通常は加齢による場合が多く自分でケアすることが可能です。
はじめは一つだけだった首イボが気が付くと首全体や胸まで広がっていることがありますよね。
そうなる前に始めたいのが首イボの予防対策。
首イボは乾燥肌の方にできやすいとも言われていますので、普段からの保湿ケアを意識しましょう。
顔のスキンケアはこまめにしても、首のお手入れはついつい忘れがちになりますよね。
首イボケアのクリームを使い、日頃からマッサージをすることや、低刺激のクリームを使って行う首イボの予防ケアがオススメです。
また肌が外部から刺激を受けると皮脂の分泌が活発になりやすくなります。
皮脂が固まりイボになる場合もありますので、紫外線を浴びないように日焼け止めを使う事や、剃刀で肌を傷つけないなど日頃からデリケートなお手入れを心がけると良いでしょう。
もちろん肌を清潔にすることは、雑菌予防にも大切。
首はシワやたるみができやすい場所なので、丁寧にしっかり洗いましょう。
まとめ
首のイボはうつるタイプもありますので、心配な場合は皮膚科で相談してください。
また日頃のお肌のお手入れは健康な肌環境つくりにも大切なので予防対策も意識してくださいね。