糸状疣贅ってなに?気になる症状と改善方法
糸状疣贅(しじょうゆうぜい)という言葉は聞いたことがありますか。
これはイボの一種で、たぶん見たことがある人は意外と多いはずです。
イボと聞くととても大きなサイズを想像しますが、糸状疣贅とはどんなものか、原因と改善方法について見ていきましょう。
糸状疣贅の原因はなに?
小さな皮膚の傷から「ヒト乳頭腫」と呼ばれるウイルスがはいり、感染してイボができるのが糸状疣贅の原因です。
皮膚の表面から突起物のように出現するのが特徴です。
年をとると首や胸に小さなポツポツができますよね。
このポツポツは一見同じようであっても原因は色々なのですが、糸状疣贅はウイルス感染によるものなので、適切な処置をしないといけません。
肌の働きが活発な場合は、ウイルスに感染しても攻撃できるため、自然と治癒する場合もありますが、加齢により肌の新陳代謝が正常でない場合は、イボとして表面に残ってしまうのです。
加齢によりできる可能性が高いイボですが、最近では糸状疣贅ができる若年層も増えているといわれていますよ。
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糸状疣贅の3つの治療方法
糸状疣贅ができたらどうしたらいいの?
そんな不安な方に知っておいていただきたい、3つの治療方法をご紹介しましょう。
これらの治療は皮膚科などの医療機関で行っています。
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液体窒素
綿棒に液体窒素をつけたものでイボをマイナス200度に凍らせて焼ききる方法です。
液体窒素の治療は保険適用が出来る方法ですが、処置のために何度か通院する必要があり、再発する恐れもあります。
コストを抑えて治療をしたい方にはオススメです。
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レーザー治療
部分麻酔をしてレーザーでイボを焼ききる方法です。
レーザーのメリットは痛みが少なく、治療時間も短時間ですが、保険適用外になる事が多いため、コストがかかってしまうのが難点ですね。
さらにレーザーでの処置時にウイルスが周りに飛び散ってしまったり、再発の可能性もあります。
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内服療法
漢方薬のヨクイニンを服用し、体の内部から抵抗力を付けてウイルスを追い出す方法です。
「ヨクイニンで首イボが取れた!美肌効果もある効果的な利用方法って?」でも紹介していますが、ハトムギに含まれているヨクイニンには昔からイボ取り効果があると言われています。
また自宅でも、はと麦茶を飲用したり、直接ハトムギを摂取する方法などもあります。
日常的に体の免疫を向上させたり、肌環境を正常化しバリア機能を高めることでも、ウイルスの侵入を防ぐことが出来るので、食生活や睡眠、肌ケアを行って健康を保ち、感染を予防しましょう。
まとめ
小さなポツポツは、加齢とともに自然に増えていきます。
首は年齢がでやすい部位なので、日頃のお手入れはイボの予防やアンチエイジングとしても大切ですね。
イボ専用クリームを活用して、お肌のお手入れをするのも方法の一つです。