レーザー治療でポツポツした首イボを除去!気になる費用や期間は?
胸や首に広がるイボは、触ると肌のざらつきが気になり、見た目も悪い原因。
イボをとる方法で悩んでいる方は多いと思いますが、この記事ではレーザーでできる首のイボ治療の特徴を見ていきたいと思います。
様々な首イボの治療方法について
イボが首や胸に広がり始めると、オシャレにも影響してしますよね。
しかしこの首のイボは取れないワケではありません。
首イボの治療方法はいくつかありますので、まずはその違いを見ていきましょう。
- 液体窒素を使う方法
- 医療用ハサミを使い切除する
- レーザーを照射してイボを除去する方法
- 手術による除去
皮膚科や美容外科で行われる首イボの治療には、以上のような方法があります。
大きさやウイルス性かどうかなどで、選択できる治療法が異なってきます。
治療内容によっては健康保険が適用されますが、場合によっては自己負担になる可能性もありますので、医療機関で治療を受ける前に必ず確認しておきましょう。
レーザー治療で首イボをとる仕組みについて
レーザー治療はシミやニキビ跡の改善など、美容目的で施術を行うのが一般的です。
それぞれの機器によって効果は異なりますが、レーザーを照射することで、皮膚を削ったり、再生を促すのが主な使用方法です。
美容外科でも多く使用される炭酸ガスレーザーは、首のイボに数秒間照射して治療をすることができます。
イボ治療によく使用されている炭酸ガスレーザーとは?
炭酸ガスレーザーは、その名の通り炭酸ガスを使用したレーザー機器です。
水分に吸収されやすい性質を持つレーザーで、瞬時に熱エネルギーへと変換され、照射部を蒸発させ、除去します。
除去した部分は熱によって血液が凝固し、出血が少ないという特徴があります。
医療用のレーザーメスとしても使用される事があります。
使用方法としては、イボに直接レーダーを照射し、イボを蒸発させ削ります。
イボ以外の部分の肌には負担がなく、局所麻酔をしてレーザー治療を行うため、痛みもほどんどないことも特徴の一つ。
また、深く削ることも浅く削ることも可能で、イボの除去の場合は傷が浅くすむため、肌の治癒も早いのがうれしいですね。
目立つイボも一度の施術で治療ができる場合も多く、手軽にできる治療方法の一つとして人気があります。
炭酸ガスレーザーのデメリットは?
レーザーは一部とは言え肌を傷つけるため、処置をした当日は洗顔などが出来ません。
処置の翌日以降は、傷跡が乾燥しないように、テープなどで保護する必要があります。
また、処置後は紫外線などに当てないほうが良いので、一定期間テープを貼り続けたり、日焼け止めなどでケアの必要も。
レーザーは肌を削るため、治療後に陥没ができますが、大きさによって3〜6ヶ月ほどで目立たなくなります。
ポイントは処置後に医師の指示通りにケアをしっかり行うこと。
医師の指示を守らないと、傷跡の残り具合に大きな差が出てしまいます。
もし、イボがウイルス性であった場合は、浅く削ると再発の可能性が高く、深く削ると傷が治りづらいというデメリットも。
このようなデメリットについては、事前に医師に確認をして、納得の上で処置を行いましょう。
レーザーの処置の流れは?
ここからはレーザー治療の流れを見ていきたいと思います。
診察・カウンセリング
まず、イボが悪性か良性かを診断。
この時、皮膚がんなどの悪性腫瘍だと判明すれば、専門の治療が必要となります。
この場合は美容外科では治療できませんので、他の科にて治療をすることになります。
良性のイボであれば、どのように切除するか、範囲や大きさを見ながら、治療方法を相談します。
治療方法はレーザーの他にも、液体窒素を使用する方法や、ハサミで切除する方法など、それぞれにメリット・デメリット、保険適用可・不可があります。
しっかりと担当の医師に説明を聞いて、自分にあった治療法を選択しましょう。
- 治療が終了するまでの全体の見積もり金額
- 跡は残らないのか
- 通院の頻度や回数
特に上記の点はしっかりと確認し、納得がいかなければ一度時間を置いて検討することも大切です。
場合によっては、他の皮膚科や美容外科に治療法を相談することも大切です。
自分がしっかり納得できる手段で、治療を行いましょう
レーザー治療をすることに決まったら、日にちを決めて、後日処置をすることになります。
テスト照射を行うことも?
医院によっては、レーザー治療が問題なく受けられるかを確認するため、目立たない部分にテスト照射を行うこともあります。
テスト照射は、レーザーによってケロイドや瘢痕が出来ないかを確認するために行われます。
約1〜3ヶ月ほど様子を見て、問題がないと判断されたら、処置に入ります。
このテスト照射、以前同じ処置を受けて問題がなかった場合は省略されますが、医院によってははじめから行わない場合もあります。
レーザーに対して不安がある方は、テスト照射を行っている医院を選ぶと安心して処置を受けられますよ。
レーザー処置当日
治療部位に局所麻酔、または麻酔クリームを塗布し、レーザーを照射する準備を整えます。
麻酔が効いてきたら、レーザーを使用し、イボを蒸散させていきます。
この時にかかる時間は、イボ1つにつき数分ほど。
数が多いほど時間がかかり、数日に分けて処置を行う場合もあります。
処置が終わったら、テープで患部が乾かないように保護し、時には軟膏やクリームを処方されることも。
処置後は患部を清潔にし、乾燥しないようにすることが大切です。
乾燥すると跡が残りやすくなります。
医師が自宅でのケアについて指導してくれますので、指示に従いましょう。
麻酔薬や保護テープなどは無料なの?
使用する麻酔やクリームによって価格が違うこと、局所麻酔を打つ、クリームを塗るといった処置にも費用がかかります。
処置代は医院によって金額が自由に設定できるため、先にいくらくらい掛かるのか見積もりを出してもらうと安心です。
経過観察
レーザー照射が終わってからも、一定期間ごとに経過観察のため医院に通院する必要があります。
これは、レーザー照射後の肌の異常や、陥没の状態などを確認するため。
通院は億劫に感じるかもしれませんが、忘れずに通いましょう。
首のイボをレーザーでとる費用はいくら?
首のイボをレーザー治療で治す場合に気になるのが治療費用です。
レーザー治療を受ける場合ですが、イボひとつで400円から2000円というところもあり、医院によって様々です。
保険を使用できるのか、自由診療で全額自己負担となるのかもしっかり確認しましょう。
保険診療内で治療できる医院であれば自己負担額は低く抑えることが出来ますが、美容外科の場合はだいたい自由診療なので、イボの数が多いほど費用も高くなってしまいます。
首にできるイボは小さなものが一つだけならば、さほど気になることがありませんよね。
しかし年齢とともに広がる首のイボは胸にまで広がり、夏になると肌を見せることの抵抗感の要因になってしまいます。
数が多い首イボの治療は、決して安いものではありません。
イボが100個以上になるケースもありますので、費用は必ず処置の前のカウンセリングで確認してください。
医院によっては面積で計算するところもあるので、その場合は個数を気にせずに一律の値段で処置することが出来ます。
個数が多い、または面積が多いと、比例して価格も高くなるので、その点は事前に確認を取りましょう。
知っておこう脂漏性角化症の特徴
首のイボをレーザーで治療するだけでなく、ほかにも自分でできる改善策があります。
そこでまず知っておきたいのが脂漏性角化症。
脂漏性角化症とは?年を重ねると増える肌トラブルにいち早く対処しよう!
これは肌の老化により、イボ状のポツポツが首を中心に広がる肌の症状。
肌は加齢によりターンオーバーの働きが減少しますので、古い角質がそのまま残り硬化してしまいます。
肌の老化が進むことにイボの数も増加し、徐々に目立ち始めてきます。
このような肌の働きによる首のイボは医療機関で治療することも可能ですが、オススメしたいのが首イボ専用のクリームを使った角質マッサージケア。
肌に優しくできる首のケア方法なのでぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
首のイボはレーザー治療を始めとした医療機関での治療法が話題になっています。
効果が良い点が魅力ですが、手術をする不安や治療費用などを考えると抵抗を感じる方も少なくありません。
首イボは様々な改善策がありますので、肌の負担が少ない方法で始めることをオススメします。